1975-05-06 第75回国会 衆議院 運輸委員会 第14号
そういう経緯でございまして、どちらの省ということでなく、われわれとしてはアフガンに対して誠意を持って当たったつもりでございますけれども、今後はさらにアフガンのような非常におくれたと言うと失礼かもしれませんけれども、われわれの範疇では後発後進国に属すような場合にはある程度先方の計画づくりなどにも参加するということでないとこういう技術協力もなかなか進まないという反省に基づきまして、今後こういう案件につきまして
そういう経緯でございまして、どちらの省ということでなく、われわれとしてはアフガンに対して誠意を持って当たったつもりでございますけれども、今後はさらにアフガンのような非常におくれたと言うと失礼かもしれませんけれども、われわれの範疇では後発後進国に属すような場合にはある程度先方の計画づくりなどにも参加するということでないとこういう技術協力もなかなか進まないという反省に基づきまして、今後こういう案件につきまして
○吉岡説明員 先ほど申し上げましたように、農産品についての特恵供与の考え方というのは、いわゆるポジリストということで、国内産業と後進国側の要請を勘案しつつ特恵を供与する、こういうことなのでございますが、ただいま先生御指摘のような後発後進国ということになりますと、主として熱帯産品を産出をする国々というふうに、私どもの一次産品の立場から見るとなろうかと存じます。
○室谷説明員 今度の特恵供与による先発後進国と後発後進国との関係の御質問かと思いましたが、わが国が特恵のスキームを策定するにあたりましては、特に後発であるから、あるいは先発であるからというような配慮はいたしませんで、一律に、平等に国内産業との関連を考慮しつつ全体的に考えてまいりました。
残りの、いわゆる私ども申しております後発後進国におきましては、特恵関税そのものの利益は、現在の段階ではあまり大きくない、あるいは、国によりましてはほとんどないわけでございます。したがいまして、こういう国は、ただいまお話しの中にございましたようないわゆる一次産品、つまり農産物であるとかあるいは鉱産物についていろいろな要求を出しておるのであります。